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長寿と温暖化

毎年暮れになると喪中の便りを何枚かいただく。

今年は12枚、叔母の最高齢101歳を頭に80歳まで。それ以下は無い。

不謹慎かもしれないが、平均を計算するとほぼ90歳。大変な長寿である。

最近のアンチエイジングの研究では長寿の遺伝子があるそうな。

疫学的には腹八分ではなく腹七分が良いそうである。

すなわち1日1800~2000キロカロリーがよろしい。

動物実験でも低カロリー食で寿命が30パーセント伸びる結果が出た。

人間の身体も省エネすると長生きが出来るのである。

食物の摂取量が減れば食糧生産も減産出来る。もちろん、生産に関わるエネルギーも30-40パーセント減る。

結果としてCO2を減らすことができ、温暖化にブレーキが掛かり、環境も良くなる。

人間も生物環境も、無駄にエネルギーを使わなければ長続き出来るのだ。

大量生産、大量消費を続ければ、人間の寿命も地球環境の寿命も、温暖化によって双方の首を絞め、短命で終わるのだ。

大食いは環境も食い荒らし、全ての寿命を縮めることなのだ。

もちろん大食いは食だけの話ではない。大量にエネギーを消費する全てに言える。

                                        byエコエンジェル

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新型インフルエンザと温暖化

 温暖化は産業革命以来200年以上かけて、自らが環境を破壊しつつ、真綿で首を絞めるようにジリジリ人類を追い詰めてきた。
 今世紀末には地球全体が熱帯化に突き進み、それに伴って都市圏はヒートアイランド現象によりさらに灼熱化するだろう。環境破壊のツケは人類が活動すればするほど自らを破滅に導くだろう。温暖化でアップアップなのに直近で危機が迫っている。新型鳥インフルエンザのパンデミック(感染爆発)である。日本で60万~200万人の死者が出る恐ろしいウイルスである。
 人類は鳥を改良し大量生産し貪り食った。人間の動物愛護は勝手なものだ。喰えるものは知らん顔だ。日本だけでも13億キログラムの鳥を食べているのだ。世界で年間約1500億羽。世界人口の実に23倍である。鳥を乱喰いした祟りかも知れないが、鳥ウイルスに食い殺されるのである。
 かくして人類は鳥ウイルスに追いかけられ、自ら招いた温暖化という環境破壊によって灼熱地獄に放り込まれ、復讐の鉄槌が振り下ろされるのかも知れない。

参考資料

 インフルエンザウイルスの本来の宿主はヒトではありません。「インフルエンザ」というと、ヒトの間でのみ流行する呼吸器病と思われがちですが、実は、水かきを持った水鳥がインフルエンザウイルスの本来の宿主なのです。
そして、この水鳥から豚、馬、ヒトに伝染するのです。また、クジラ、オットセイ、アザラシなどの海獣類や各種の海鳥、鶏(ニワトリ)などの鳥類にも伝染します。

■鶏肉生産量、消費量の推移


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
  国内生産量(千トン) 輸入量(千トン) 1年一人当たり消費量(kg)
昭和40年 238 8 1.9
昭和45年 496123.7
昭和50年759285.3
昭和55年1,120807.7
昭和60年1,3541158.4
平成2年1,3802979.4
平成7年1,25258110.1
平成12年1,19668610.2
平成14年1,22966210.4

(『平成14年度 食料需給表』(農林水産省総合食料局、平成16年4月発行)より)

世界の鶏羽数

 多くの途上国で在来種や卵肉兼用種が飼われているため、卵用種だけを数えることは困難です。庭先での放し飼いもいまだに続いている一方で、近代養鶏は世界中に広まっています。
 2001年の調査では、世界の鶏は約1486億羽で、その内訳は、アジア49%、北アメリカ13%、中南アメリカ17%、ヨーロッパ12%、アフリカ 9%、オセアニア1%の順です。国別では中国が377億羽で世界全体の25%を占めており、アメリカの183億羽、ブラジルの100億羽と続きます(出 典:『国際農林水産統計』(農林水産省統計情報部、2002年3月発行))。

卵の消費量と価格

 2001年の世界鶏卵生産量は5244万トンで、国別では中国が最も生産量が多く、以下アメリカ、日本、ロシアの順になっています。2000年の調査で1人が1年間に食べる鶏卵の数は、日本は328個、フランス、アメリカ、ドイツは200個台でした。

 1970年と比べると、当時イスラエルに次ぐ消費量であったアメリカと、イギリスの消費が量低下しているのに対し、日本、フランスの増加傾向がめだちます。

国名 1970年の年間消費量(個) 傾向 2002年の年間消費量(個)
アメリカ 309 254
ドイツ 281 217
日本 278 329
イギリス 275 176
フランス 225 248

出典:「主要国の1人当たり鶏卵消費量」(IEC(International Egg Commission:国際鶏卵協議会)発表による

世界の豚肉統計:全世界
生産量と消費量 | 輸出量 |
期末在庫量と在消比率 | 自給率 | 人口 | 1人当りの消費量

生産量と消費量


 Data Sources:  USDA: PS&D Online February 2008; USBC: International Data Base, August 2006

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