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2014年1月

食品の放射能汚染はいまどうなっているの?(その3:魚、肉)

放射線被ばくを学習する会の新ホームページはこちら

(その1)~(その3)全体のPDF(食品汚染2013-2.pdf)はこちらから
リンクをクリックして開く下記ページの左上からダウンロードできます。

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危ないサカナくんたち

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魚のセシウム汚染グラフは農水省ホームページより作図

 すずきは海の深さで言うと中層にすんでいる魚ですが、高レベルにセシウム汚染されています。上の左図の縦軸は1,200まであります。△の福島県沖で採れたすずきからは政府の食品基準・100ベクレル/キロをはるかに超えるものがどんどん見つかっています。

 

右図は、左図の100ベクレル以下だけを示しています。宮城県、茨城県沖のすずきからも20ベクレル/キロ前後がたくさん検出されています。千葉県沖では日が経つにつれ、汚染が進行しているように見えます。

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底層にすむヒラメ、カレイも危ない魚の代表格です。

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マコガレイのほか、マガレイ、ババガレイ、アカガレイ、ヌマガレイなど、カレイと名の付くものは危ないようです。2013_17

 

マダラもヒラメ、カレイと同様底層の魚で、汚染レベルが高いです。

北海道沖でも10ベクレル/キロ台のマダラが見つかるので、国産のマダラは危ないです。

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アジも底層の魚で、福島県沖では24ベクレル/キロが検出されています。

東日本沖のアジは避けた方が良さそうです。

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サバ、ブリ、カツオ、マグロはいずれも大型の回遊魚です。アジ、タラなどに比べても汚染土は低いようです。5年くらいは生きて回遊するので、西日本で採れたからといって安心はできません。

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サンマは汚染度が低いようで、検出限界1ベクレル/キロでも検出報告はありません。

 

魚のストロンチウム

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水産庁資料より

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水産庁資料より作成

 

ストロンチウムはカルシウムと似ているので、主に骨に吸収されます。骨髄が放射性ストロンチウムで照射されると白血病になるおそれがあります。

魚料理では骨も食べる可能性があるので、魚のストロンチウム測定は特に重要です。

ストロンチウムを測定するには化学的な操作に慣れた技術者が必要ですが、日本には非常に少なくなり、政府が計りたがらないこととあいまって、測定が遅れていました。

最近ようやく上記の47件の測定結果が公表されました。魚からストロンチウムが検出されたのは、右表の5件だけとしています。左図にあるように、いずれも福島県沖です。

ストロンチウム90の量はセシウム1371,000分の1程度から100分の1程度まであります。

 

肉類の検査は検出限界が高すぎる!

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牛肉は「食品中の放射性物質検査データ」より
豚肉は農水省ホームページより
鶏肉も農水省ホームページより

牛肉は2011年に汚染が発覚したので今も膨大な数の測定データがありますが、圧倒的大部分は検出限界が25ベクレル/キロなので、安心できません。豚肉、鶏肉も似たようなものです。

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その中でも検出限界を上回った例が上図のように報告されています。

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豚肉の場合、福島県では40ベクレル/キロ以上が報告されているのに対し、栃木・岩手などの汚染は非常に低く、不思議に感じます。神奈川県で36ベクレル/キロが報告されているのを見ると、汚染された餌が一部に出回っているのでしょうか。豚肉は要注意のようです。

 鶏肉では、20124月以降の760件のうち、1Bq/kg未満だった鶏肉71%)だけ。検出限界を超えた報告は、福島県(川俣町)産の6.6ベクレル/キロ(2012.5.21採取)だけです。

自分の体は自分で守るしかない

政府の食品基準は高すぎるし、産地偽装のおそれもあります。外食では産地を確認することも容易ではありません。缶詰をはじめ加工食品になってしまえば産地確認も困難です。

それでもできるだけ内部被ばくを少なくするよう、食品を選ぶ際にこの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

内部被ばくを避ける人が増えることが、食品基準改正の力にもなります。

その1
基礎、米
その2
野菜、タケノコ、キノコ、果実
その3
魚、肉
(アース)

 1月20日被ばく学習会「国連科学委の安全論は正しいか?」

1月の学習会は「国連科学委の安全論は正しいか?」です。

昨年10月、国連科学委員会は福島原発事故について、一般公衆の被ばく線量は低いので はっきりした健康影響は出ないだろうとする報告書を国連総会に提出し、1月中にも安全論を国際的に大々的に拡散しようとしています。

しかし、福島の子どもたちに甲状腺がんが多発しています。国連科学委の安全論は本当なのでしょうか?

 市民団体の声明を主導されたヒューマンライツナウの伊藤和子さん、科学的記述を点検された瀬川嘉之さんのお話を伺って考えたいと思います。

「国連科学委 相関図」田島直樹(放射線被ばくを学習する会)

「市民が送った声明と国連科学委報告書」 伊藤和子さん

  (ヒューマンライツナウ・副理事長、弁護士)

「科学的記述の問題点」 瀬川嘉之さん

  (高木学校、放射線被ばくを学習する会)

1月20日(月) 午後6時15分~9時20分

アカデミー湯島・視聴覚室

 地下鉄千代田線「湯島」駅から徒歩6分、

 丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅から7~9分

 「湯島天神入口」交差点近く

 文京区湯島2-28-14

Photo

団体名は「安全な環境を考える会」です。

参加費(資料代込み):700円

資料準備のため、参加される方は
 anti-hibaku@ab.auone-net.jp へご連絡ください。 

主催:放射線被ばくを学習する会 


 

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食品の放射能汚染はいまどうなっているの?(その2:野菜、タケノコ、キノコ、果実)

放射線被ばくを学習する会の新ホームページはこちら

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葉菜類はほうれん草、小松菜に注意

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農水省ホームページより作図

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農水省ホームページより作図

玄米と同様、野菜の放射能測定も検出限界が高い場合が多く、信頼度の低いデータが大部分です。上の2つの図は検出限界を超えた、数少ないデータを示します。

葉物野菜の中で、ほうれん草、小松菜は福島県で520とか150ベクレル/キロが検出されています。 

 茨城県のほうれん草で4.5、神奈川県の小松菜で2.7ベクレル/キロなどの報告があり、首都圏産でも警戒が必要です。

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農水省ホームページ農水省ホームページより作図

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農水省ホームページより作図

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農水省ホームページ農水省ホームページより作図

キャベツ、白菜、レタスは、ほうれん草・小松菜に比べると福島県での検出値が低いようですが、茨城県のレタスで3.6、神奈川県のレタスで0.53ベクレル/キロが報告されているので、首都圏産も安心できません。

さつまいもが危ない

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農水省ホームページより作図

 根菜類では、さつまいもがセシウムを取り込みやすいようです。福島県産のものでは10ベクレル/キロ以上のものが多く見つかっています。茨城県、埼玉県産も数ベクレル/キロ検出されています。

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農水省ホームページより作図

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農水省ホームページより作図

果菜類はきゅうりにご注意

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農水省ホームページより作図 

ナス科のトマト、ピーマン、なすはセシウムを吸収しにくいようです(「食べる? 食品セシウム測定データ745」)が、2013年に宮城県のなすから1012ベクレル/キロ検出されています。

きゅうり(ウリ科)も2013年に入ってから検出されるようになり、埼玉県産でも2.9ベクレル/キロが測定されているので、要注意です。

タケノコは危ないです!

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タケノコは汚染度が非常に高いので、検出限界を超えたデータが膨大にあります。産地毎にその平均値を出してグラフにすると、妙ですねぇ。岩手、宮城、福島と、土壌の汚染度が高くなるほどタケノコの汚染度は逆に下がっています。

東京都は1検体、静岡は2検体だけですが、それぞれ5ベクレル/キロ、2ベクレル/キロ検出されているので、少なくとも東日本のタケノコは避けた方がいいと思います。

キノコも、とても危ない!

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桃、梨、キウイにご注意を!

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 福島桃は確実に汚染されています。

 山梨県産は
検出限界未満ばかりで、汚染度を判断できません。

 ピーチジュースも注意が必要です。

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梨の東の主要産地は福島、茨城、千葉です(食べる? 食品セシウム測定データ745」)。福島の梨はもちろん、千葉県産の梨からも2ベクレル/キロ台、茨城県産からも1ベクレル未満が検出されています(上図左端)。

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 一般に流通しているキウイは、「夏は外国産が多く、秋から冬にかけては西日本産が中心となります。なので、スーパーで買う場合には、あまり心配いらないでしょう。とはいえ、関東・東北南部でも栽培されており」(食べる? 食品セシウム測定データ745」)産地に注意が必要です。

ミカンなどの柑橘類、りんごなども福島県産は汚染度が高いです。愛媛県産のミカンや青森・長野のりんごなどは汚染度が低いと期待されますが、測定報告があっても「検出限界未満」ばかりで、確認できないのが現状です。

その1
基礎、米
その2
野菜、タケノコ、キノコ、果実
その3
魚、肉
(アース)

 1月20日被ばく学習会「国連科学委の安全論は正しいか?」

1月の学習会は「国連科学委の安全論は正しいか?」です。

昨年10月、国連科学委員会は福島原発事故について、一般公衆の被ばく線量は低いので はっきりした健康影響は出ないだろうとする報告書を国連総会に提出し、1月中にも安全論を国際的に大々的に拡散しようとしています。

しかし、福島の子どもたちに甲状腺がんが多発しています。国連科学委の安全論は本当なのでしょうか?

 市民団体の声明を主導されたヒューマンライツナウの伊藤和子さん、科学的記述を点検された瀬川嘉之さんのお話を伺って考えたいと思います。

「国連科学委 相関図」田島直樹(放射線被ばくを学習する会)

「市民が送った声明と国連科学委報告書」 伊藤和子さん

  (ヒューマンライツナウ・副理事長、弁護士)

「科学的記述の問題点」 瀬川嘉之さん

  (高木学校、放射線被ばくを学習する会)

1月20日(月) 午後6時15分~9時20分

アカデミー湯島・視聴覚室

 地下鉄千代田線「湯島」駅から徒歩6分、

 丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅から7~9分

 「湯島天神入口」交差点近く

 文京区湯島2-28-14

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団体名は「安全な環境を考える会」です。

参加費(資料代込み):700円

資料準備のため、参加される方は
 anti-hibaku@ab.auone-net.jp へご連絡ください。 

主催:放射線被ばくを学習する会 



 

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食品の放射能汚染はいまどうなっているの?(その1:基礎、米)

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「安全な放射線量」はありません

現在、日本の食品基準は基本的に放射性セシウム(134+137)100ベクレル/キログラムです。

311以前、100ベクレル/キログラムを超える廃棄物は「放射性廃棄物」として処理されてきました。ごみとして廃棄するに際して100ベクレル/キログラムを超えるようではヒトに害を与える可能性があります。今はその100ベクレル/キログラムが、食べて内部被ばくしてもいいかどうかの基準になっているのです。

では、何ベクレル/キログラム以下の食べ物なら、安全なのでしょうか?

この問いに答えることは不可能です。

たびたび申し上げてきたように(例えば「100ミリシーベルト以下でも危ないです!」)、どんなに低線量の被ばくでも、被ばく量に比例してがんが増えると考えられています。これはICRP(国際放射線防護委員会)も認めていることです。

被ばく線量が低くなればなるほどがんになる率は小さくなりますが、決してゼロにはなりません。放射能に「安全な量」はないのです。

チェルノブイリ原発事故により、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアをはじめヨーロッパ各国の国土が、311後の東日本と同様、放射性物質でひどく汚染されました。特に汚染のひどかったウクライナ、ベラルーシなどでは、食品の放射能規制は行われていますが、今でも「地産地消」で放射能汚染された食材が使われ、住民が内部被ばくしています。

セシウム13711ベクレル/体重キログラムで心電図異常

ベラルーシの研究者・バンダジェフスキーは、子どもたちの放射能汚染度を調べ、体重1キログラム当たり11ベクレルを超えるセシウム137を蓄積した子どもでは、心電図異常のない子どもが半減していることを明らかにしています。

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セシウム137を毎日10ベクレル食べると・・・・

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 上の図2の基本はICRP(国際放射線防護委員会)がPublication 111で示しているものです。

例えば1,000ベクレルのセシウム137を含む食品を食べた場合(図2の緑の線)、最初の数日はセシウム137がどんどん体外に排出され、体内のセシウム137は急激に減っていきます。

その後は110日で半分にしか減らないので、600日経っても少しは体内に残っています。

他方、10ベクレルのセシウム137を含む食品を毎日食べた場合(図2の青線)、体内のセシウム137はどんどん蓄積していきます。体内のセシウム137が増えると排出される量も増えるので、大体1,400ベクレルで蓄積する量と排出される量が釣り合い、一定になります。

体重70キロの想定なので、体重1キロ当たり20ベクレルのセシウム137がたまることになります。毎日10ベクレルで20ベクレル/キロたまるわけです。

図2は成人の場合の計算です。子どもの場合はセシウムを排出する速度が早いので一定になるレベルは低いのですが、体重が少ないので、やはりほぼ20ベクレル/キロたまります。

図1では11ベクレル/キロで心電図異常が増えています。毎日6ベクレル食べると12ベクレル/キロになります。

1日に2キロ食べるとすると、3ベクレル/キロの食品を毎日食べると、心電図異常が出るレベルという計算になります。

 

日本全国の汚染状況

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文科省の航空機モニタリング結果より

  上の図から分かるように、少なくとも岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、千葉、埼玉、長野の各県、東京都、の一部は明らかに放射性セシウム で汚染されています。従って、例えば福島県産の玄米が汚染されていれば、他の各汚染都県産も大なり小なり、汚染されていると考えるべきでしょう。

食品の汚染状況(目安)

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  各食品の汚染状況は以下の頁にありますが、最初におおまかな汚染度分類を載せておきます。

ここでは、2012年産以降の食品が40ベクレル/キロ以上が報告されているものは「汚染度高」と表示しています。40という数字はタケノコの汚染度に基づいています。

検出限界が1ベクレル/キロ未満でも放射性セシウムが検出されないものを「汚染度低」とし、「高」と「低」の間を「中」としました。

以上の説明からもお分かりいただけると思いますが、この汚染度分類はあくまでも目安です。

汚染度が高、中のものは東日本産を避け、せめて西日本産、あるいは外国産のものを選ぶことをお勧めします。但し、これはあくまでも問題を放射性セシウムに限定しての議論です。

また、カツオ、マグロ、ブリ、サバなどの大型の回遊魚は5年くらい生きるそうですから、西日本で採れたものでも安心できないでしょう。

食品の汚染具合を調べるには・・・

下記の農水省のホームページ厚労省のホームページから食品の放射能検査結果が分かります。

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お米の汚染は?

まず、主食の米を調べてみます。

上記の農水省のホームページから、「農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果」→「品目別、都県別の検査結果」→「平成25年度の検査結果」→「品目別の検査結果」→「米」→「米(福島県)」と進むと、福島県のホームページに移動、2013年産の福島米の検査結果が分かります。

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https://fukumegu.org/ok/kome/

残念ながら、福島県の米は「ベルトコンベア式放射性セシウム濃度検査器」でスクリーニング検査されているので、測定限界が25ベクレルです。

3ベクレル/キロを問題にしているのに、これでは話になりません。

福島県の米の取引が低迷している(20131226日 朝日新聞朝刊・福島版31面)のは当然でしょう。

20131226am31

 

福島以外の米は?

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農水省ホームページから作図

農水省のサイトから食品の検査データをダウンロードすると上のようなエクセルの表で表示されます。膨大なデータが載っています。例えば栃木県のお米のデータを知りたい時はフィルターを使います。

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上の図のがフィルターです。例えば産地欄の都道府県セルにあるフィルターをクリックすると、下の図のように、初期設定ではすべての都道府県にチェックが入っています。

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下の図のように「すべて選択」のチェックをはずし、「栃木県」だけをチェックすると、栃木県のデータだけを見ることができます。「すべて選択」をチェックすれば、また全部のデータを見られます。

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万一、フィルターが表示されない時は、エクセルで「データ」→フィルターをクリックします。

このようにして各県別に集計すると、下のグラフのようになりました。

2013

栃木県のデータを見ると、例えばキロ当たり7ベクレル以上・8ベクレル未満の玄米は91件ありました。11ベクレル以上のデータは例えば11.5ベクレル/キロというように測定値が出ていますが、大部分は検出限界(○.○ベクレル/キロ)未満という表示です。

不思議なことに栃木県のデータは8ベクレル未満を中心に両側にほぼ同様に分布しています。まるで、例えば7.5ベクレルと測定されたデータを8ベクレル未満と表示しているかのようです。

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上の図は検出限界以上の玄米の結果です。宮城県でも50ベクレル/キロ近いものもあります。

「米どころ」新潟県産の米についても、検出限界の高いデータが大部分です。

新潟県産玄米(Bq/kg)
新潟県発表 農水省発表
2011年 <20 なし
2012年 <7.7 <1.0 1検体
2013年 <6.1 <5.7~<8.6 72検体

農研機構の発表(下図)によると、精米により放射性セシウムは約4割にまで減ります。

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その1
基礎、米
その2
野菜、タケノコ、キノコ、果実
その3
魚、肉
(アース)

 


 1月20日被ばく学習会「国連科学委の安全論は正しいか?」

1月の学習会は「国連科学委の安全論は正しいか?」です。

昨年10月、国連科学委員会は福島原発事故について、一般公衆の被ばく線量は低いので はっきりした健康影響は出ないだろうとする報告書を国連総会に提出し、1月中にも安全論を国際的に大々的に拡散しようとしています。

しかし、福島の子どもたちに甲状腺がんが多発しています。国連科学委の安全論は本当なのでしょうか?

 市民団体の声明を主導されたヒューマンライツナウの伊藤和子さん、科学的記述を点検された瀬川嘉之さんのお話を伺って考えたいと思います。

「国連科学委 相関図」田島直樹(放射線被ばくを学習する会)

「市民が送った声明と国連科学委報告書」 伊藤和子さん

  (ヒューマンライツナウ・副理事長、弁護士)

「科学的記述の問題点」 瀬川嘉之さん

  (高木学校、放射線被ばくを学習する会)

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アカデミー湯島・視聴覚室

 地下鉄千代田線「湯島」駅から徒歩6分、

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 「湯島天神入口」交差点近く

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団体名は「安全な環境を考える会」です。

参加費(資料代込み):700円

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1月20日被ばく学習会「国連科学委の安全論は正しいか?」

皆さま、今年こそ、原発ゼロへ飛躍の年にしたいと思います。

1月の学習会は「国連科学委の安全論は正しいか?」です。

昨年10月、国連科学委員会は福島原発事故について、一般公衆の被ばく線量は低いので はっきりした健康影響は出ないだろうとする報告書を国連総会に提出しました。

他方、福島の子どもたちに甲状腺がんが多発しています。国連科学委の安全論は本当なのでしょうか?

 市民団体の声明を主導されたヒューマンライツナウの伊藤和子さん、科学的記述を点検された瀬川嘉之さんのお話を伺って考えたいと思います。

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1月20日(月) 午後6時15分~9時20分

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