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福島第一原発4号機プールの心配

ボロボロ福島原発に直下型地震の危険―間近の断層に不気味な水溜まり Photo

ボロボロ福島原発に直下型地震の危険―間近の断層に不気味な水溜まり

福島第1原発に直下型地震の懸念があると、東北大大学院の趙大鵬教授(地震学)らが発表した。原発近くを走る双葉断層の地下の様子が、昨年4月(2012年)に震度6弱の余震を起こしたいわき市の井戸沢断層に似ているのだという。「似ている」とはどういうことか。3・11直後の震度6「井戸沢余震」に酷似双葉断層は第1原発の西を南北40キロにわたって走っていて、北端は宮城県にかかる。原発までの距離は数キロ。趙教授は地下の構造に異常があって、地震を引き起こす可能性があると欧州の専門紙「Solid Earth」 に発表した。...

使用済み燃料棒プールは次に大地震があれば崩壊して放射性物質が拡散!!

東京電力は、福島第1原発の原子炉、特に4号機建屋の上部にある使用済み燃料棒プールについて、次に大地震があれば崩壊して放射性物質が拡散するのではないかと疑う世界に対し、そうはならないと必死に訴えている。

Reuters
4号機内部(26日)

26日には、報道陣と細野豪志環境相に4号機建屋を公開した。

記者らはそこで何を見たのか。ジャパン・リアル・タイム(JRT)が、代表取材記者から得た報告を基に説明する。

2重の防護服を着た記者らは、建屋に入り、狭い階段を上ってプールを目指した。3、4階までまたがるプールは11メートルの深さがある。150段、40メートルほどの階段は暗く、踊り場に蛍光灯があるだけだ。

放射線量は2階で毎時500マイクロシーベルトに跳ね上がった。避難指示基準の約220倍だ。屋上に近い4階では、毎時300マイクロシーベルトまで下がっていた。

一行は、立ち止まってプール底部のコンクリート支持構造物を見た(東電の案内係が非常にきれいでひびもないと説明)。それから、プールそのものを見るため建屋の屋上へ。プールは白い防水シートで覆われていたため中は見えなかった。作業員がシートを上げると水は見えたが、燃料棒ラックは水面から遠すぎて見えない。

では、4号機の燃料プールと中にある危険な燃料棒が崩壊する恐れはないのか。細野氏はおおむね納得しているようだった。4号機建屋は昨年のような地震にも耐えられるとした東電の分析を支持し、避難住民の一部帰還計画をキャンセルする必要はないとの認識を示した。

西側外壁の一部で3センチの膨らみが見つかった件については、東電に徹底調査を指示したとしている。また、政府と東電は来週、(来年末に開始を予定している)燃料棒の取り出しを早められるかどうか協議するという。

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